48
2025.10
土井 さやか
Interview
- Sayaka Doi
- 住宅デザイン部 大阪オフィス
気づけば私、ライン照明が
大好きになってました。
建築に寄り添うような照明デザインを考えていたら、
ライン照明で魅せる照明計画の面白さにどんどん惹かれていきました。
そして、NO LINE-LIGHTS , NO LIFE!
ライン照明なしでは生きられない身体になってしまいました。
私にとって、ライン照明のない人生なんて、
気の抜けたビールと同じなんです!
これまで、様々なライン照明の計画を提案してきました。
CASE-1
ラインで魅せる「 奥行き感 」

鉄骨のコンテナフレーム7台を
電車のように繋げた細長い家。
間口が2.4m、10寸勾配の切妻天井の
一番高い所にライン照明を設置し、
長手方向の奥行き感を強調しています。
施主:株式会社リンクアップ 髙橋 康介
設計:株式会社リンクアップ 川道 浩
撮影:笹の倉舎 / 笹倉洋平
営業担当:土村 真生 野﨑 康介
照明計画:土井 さやか



CASE-2
2本のラインは「 誘導の光 」

オフィスのエントランスに2本の
ライン照明を設置。
来客者を中まで誘導する光です。

施主:株式会社 山上
設計:株式会社リンクアップ 川道浩
照明計画:土井 さやか
CASE-3
板張りの壁を照らす細いライン

設計:ReeL株式会社
撮影:渡辺琢哉写真事務所
営業担当:伊藤 真悟
照明計画:土井 さやか
板張りの壁を照らすライン照明。
あえて見せる細いラインが空間を
引き締めます。
器具を隠す間接照明と比較すると
スリット造作の幅をスリムにでき、
ラインを強調したカッコイイ印象
をつくります。

器具を「 見せるライン照明 」と
「 隠すコーニス照明 」を比較


CASE-4
ロの字型のライン、
シビアな寸法にドッキドキ
こちらは、こだわりの本棚スペース。吹き抜け上部は天窓になっています。

吹き抜けの下部は ①ロの字型にライン照明、
吹き抜けの上部は ②ロの字型にコーブ照明 を提案しました。
ライン照明のロの字型は、おさまり寸法がとてもシビアです。
設計さんと入念に打合せし、照明器具が現場におさまるまで
私もドキドキしながら待っていました。
空間はシンプルで美しく、本の背表紙もきっちり照らされ、
デザイン性と作業性を兼ね備えています。
設計:SQOOL一級建築士事務所 鈴木 俊彦
撮影:笹の倉舎 笹倉洋平
営業担当:大庭 あさひ
照明計画:土井 さやか


CASE-5
天井の中心にズバッと潔く、
1本のライン
天井の中心にライン照明を通した計画は、潔くシンプルな印象をつくります。


設計:SQOOL一級建築士事務所 鈴木 俊彦
営業担当:大庭 あさひ 土村 真生
照明計画:土井 さやか

ダイニングとリビングをライン照明で計画。
手元の明るさもしっかり取れるよう、
アーキテクトベースラインミニを選定しました。


“あったらいいな ”が実現、
お気に入りのライン照明
こちらの家で使用したのは昨年7月発売の「 アーキテクトベースラインミニ」。
器具幅は 23mm で、なんとビックリ「 器具内での結線が可能 」で「 電源装置は内蔵 」。
今までは「 コネクタケーブル 」と「 別置電源装置 」に頭を悩ませてきた私にとって
スカッと爽やかに悩みを解決してくれた、お気に入りの照明器具の一つです。
( ※私の悩みについて詳しくはこちら )

今年もさらに、シームレスなライン照明器具の
アーキテクトベースラインシリーズが拡充され、
提案の幅も、グッと広がりました。
さぁて、次はどんな風に図面に寄り添いましょう!
想像するだけで、トキメキます…♥
