LEDについて
LEDとはLight Emitting Diodeの頭文字をとったもので、「光を発するダイオード(半導体素子)」ということから、日本では発光ダイオードと呼ばれています。
LEDの特徴
40,000時間※の長寿命
長寿命なので、ランプメンテナンスが不要。吹抜けなどの高い位置、メンテナンスがしづらい場所、電球が切れても交換を忘れがちなアウトドアに最適です。
- ※LEDの寿命は、初期の明るさに対して70%の明るさになるまでの時間と定義されています。
- ※40,000時間以外のLEDもあります。
- ※なお、これはあくまでも光源としての設計寿命であり、製品寿命を保証するものではありません。
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コンパクト
LEDはとても小さな光源。白熱灯や蛍光灯では実現できなかったコンパクトな器具設計が可能になりました。
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照射物が劣化しにくい
紫外線・赤外線を含まないLEDの光は照射物の変色や色褪せの心配はあまりありません。
(器具との距離が非常に近い場合や照度が高い場合、退色などの影響が出る場合があります。)
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省エネ
白熱灯60WタイプLEDダウンライトは、消費電力4.6W※。同じ明るさのミニクリプトン球と比べると、約92%の電気代が削減できます。長時間点灯させる場所に使用すると、より省エネ効果が高まります。
- ※LEDダウンライトDDL-5102YWの場合。
虫がよりつきにくい
LEDの光は紫外線をほとんど含まないので、虫がよりつきにくく屋外のライティングに最適です。また、赤外線もほとんど含まないので、熱によって植栽を傷める心配もありません。
屋外照明に最適です
スイッチオンで瞬時点灯
寒さにも強い
蛍光灯のデメリットである「明るくなるまで時間がかかる」「寒い場所では明るくならない」といった不便さをLEDは解消します。
こんな場所にもおすすめです!
メンテナンス性
LED照明には、ランプ交換できるものとできないものがあります。LED電球を使用した器具は、白熱灯や蛍光灯と同様に簡単にランプ交換できます(指定のランプに限ります)。それ以外の、器具内部にLEDが組み込まれているモジュールタイプは光源のみを交換することができません。交換する場合は器具ごとの交換となります。ただし、LEDの寿命40,000時間は一日平均10時間点灯したとしても約10年となります。照明器具の寿命が8〜10年であることを考慮すると、基本的にLED光源のみの交換は必要ありません。
演色性
照射された物の色の再現性を演色性と呼びます。演色性が高いタイプほど、照射物の色が自然光に近い見え方で再現されますが、照度は同じ消費電力のLED照明と比べて少しダウンします。
- 人の顔色や料理の色を自然にみせたい場合には、演色性の高いタイプがおすすめです。
- 効率を重視する場合におすすめです。
LEDの種類
COBタイプ
単一発光面タイプのLED
LED素子(チップ)を直接基板に配すること[Chip On Board]の頭文字をとって、COBと呼ばれています。COB一粒で白熱灯100W〜40W相当の明るさが得られます。
LEDモジュールタイプ
複数粒タイプのLED
LEDパッケージ複数粒タイプ。長形・丸形など、照明器具の形に合わせた配置が可能です。
LEDが照明器具に組み込まれている一体型
照明器具にLEDが組み込まれている一体型のもの、器具内部にLEDが組み込まれているCOBタイプ・モジュールタイプは光源のみを交換することができません。交換する場合は器具ごとの交換となります。
LEDランプタイプ
白熱灯・蛍光灯・放電灯タイプのLED電球
白熱灯・蛍光灯・ダイクロハロゲン球などと同じ口金に対応した電球タイプのLEDです。
直管LEDタイプ
直管形蛍光灯タイプのLED
FL蛍光灯タイプの直管形LED。L型ピン口金システムは蛍光灯ランプ用口金との互換性がなく、誤挿入によるランプの落下や感電などのトラブルを抑制します。
LED光源が交換可能なランプ型
白熱灯や蛍光灯のように簡単にランプ交換できるもの。(※指定のランプに限る)
ランプ交換することで容易に光色を変更できます。
※LEDの寿命40,000時間は一日平均10時間点灯したとしても約10年となります。照明器具の寿命が8〜10年であることを考慮すると、基本的にLED光源のみの交換は必要ありません。なお、これはあくまでも光源としての設計寿命であり、製品寿命を保証するものではありません。
保証についてはこちらをご確認ください。
次世代 LED 光源
高演色・高彩色 LED
光の波長をコントロールする技術から生まれた太陽光と同等の表現力を持つ次世代LED光源。
暮らしの中にある「色」を鮮やかに忠実に再現します。
この次世代LED光源は「ときめき」シリーズの照明器具に搭載されています。
LEDの寿命定義
LEDは半導体そのものが発光しますので、白熱灯のフィラメントのように断線して点灯しなくなることはありません。一般的には、LEDは経年劣化により徐々に暗くなっていきます。そこで、LEDを照明として使用する場合は、初期の明るさに対して70%の明るさになるまでの時間を寿命としています。なお、これはあくまでも光源としての設計寿命であり、製品寿命を保証するものではありません。
〈(一社)日本照明工業会による規定〉
寿命に達しても点灯しなくなるのではなく、明るさが基準以下に低下した状態になります。
- ※LEDの寿命は40,000時間ですが、照明器具には寿命があります。設置して10年経つと外観に異常がなくても内部の劣化は進んでいます。10年を目途に点検を行い、必要があれば交換してください。
※使用時間にほぼ比例して徐々に暗くなります。
LEDの明るさと色のバラつき
LEDの明るさと色のバラつきは、生産過程で生じるLED素子自身のバラつきと蛍光体の量、配合が複合して起こります。カタログ表記の数値は、標準的な目安の値としてお考えください。
当社では色のバラつきを最小限に抑えるように取り組んでおりますが、若干異なる場合がありますのでご了承ください。
※これらの要因が集まってチップ全体のバラつきになります。
- 照明器具の寿命定義
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(一社)日本照明工業会では、照明器具の適正交換時期を8年〜10年と設定しております。
照明器具は長い間使うと、カバーや反射鏡などが古くなり、清掃した程度では回復しない状態になります。そのため電力を消費しても、必要な明るさを確保できず、結果的にエネルギーのムダ使いになります。また、安定器や電線等も古くなると、漏電や火災の原因になりかねません。(一社)照明工業会ガイド111「建築物等に施設する照明器具の耐用年数」では、このようなムダや危険を避けるため、器具の使用期間を定めています。
- 保証期間
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当社製LED照明器具およびLED電球の保証期間は、お買い上げ日(お引渡し日)より3年間です。
この期間内は故障した器具を無償修理または無償交換致します。※保証期間の例外
24時間連続使用など、一日20時間以上の長時間使用の場合は、上記の半分の期間とします。