Pro's way

住宅照明のヒミツ

12

2019.01

3人3様すぎる(?)Tokyoシスターズ

Interview

今年のDAIKOカレンダーに
私たちもイラストで登場。
似ていると評判のイラストで、
私たちのことを知っていただければ
ウレシイです。

左から 吉川史織・山内栞・佐藤遥

古川:今回は、東京の高木チーム、若手メンバー3人を紹介します。
まずは、1人ずつ自己紹介からどうぞ。

山内:入社6年目の山内です。大学では照明のゼミに所属し、卒業後は舞台美術スタッフとして半年ほど働いていました。新聞で大光電機という会社を知り、応募しました。入社半年間はプランナーとして照明計画の基本を学び、その後、高木チームへ配属となりました。

佐藤:入社3年目の佐藤遥です。大学では建築を学んでいました。実は私、ジャニーズの山Pが大好きなんです。山Pのコンサートを見るたびに、照明の力のすごさを再認識しています。

古川:コンサートの照明で?

佐藤:はい。例えば、真っ暗なステージ上でスポットライトが山Pに当たった瞬間や、後ろからの光で山Pのシルエットが浮かんだり。照明の演出が本当にカッコいいんですっ!

古川:あ、山Pじゃなくて・・・照明がよかったのよね?(笑)じゃ、吉川さん。

吉川:私は大学でプロダクトデザインを専攻していたので、最初は照明器具のデザインに興味があったんです。大光にデザイナー集団があることを知って、TACTを志願しました。3か月の社内研修と1か月半ほど照明計画の基礎を学び、その後、高木チームに配属していただけたので、本当にラッキーでした。

古川:みんなが、今どんな仕事をしているのか紹介してもらえますか?

吉川:まだ新人なので、先輩にサポートしていただきながらプランのお手伝いや、照度分布図の作成、販促ツールの作成をしています。日々の仕事が全て勉強になっています。

佐藤:一般住宅のプランはもちろんですが、最近はマンションも多いですね。エントランスなどの共有部分のプランを提案しています。

古川:D-SAVEを入れた事例もあったんでしょ?

佐藤:そうなんです。D-SAVEは、無線通信で照明をコントロールするシステムです。これまでは施設や店舗での需要が多かったのですが、マンションや一般住宅にも提案させていただくことが増えてきました。

山内:照明パターンを組み込んでおけば、時間帯によって色温度を変えたりできるので、とても便利なんですよね。

佐藤:照明で生活リズムを整えることができるのでおすすめです。私も現場を重ねるごとに、D-SAVEのメリットをより活かせるようになってきたので、これからも積極的に提案していきます。

古川:今後は、D-SAVEを活用する案件が増えそうなので、みんなしっかり勉強しましょう。ところで山内さんは、セミナーをよくやってるよね。

山内:はい。ハウスメーカーさんからご依頼いただいて、月1~2回はセミナーをしています。新人さんが入られる春から夏にかけては、社外向けのプラン研修会もたくさんさせていただきました。

古川:去年の新潟のセミナーは、すごい集客だったって聞いたよ。

山内:200名近い方が集まってくださいました。100名超えのセミナーが初めてだったので、緊張して、正直あまり覚えてないんですよね。(汗)

古川:セミナーの練習はどうしてますか?

山内:先輩方のセミナーを見て、研究しています。しっかり準備したいタイプなんで、デスクでも1人ブツブツ練習しています。

佐藤:今泉さんのセミナーは、緩急のつけ方や、つかみ方がスゴイんです。花井さんのセミナーも、動画で何回も見直しています。

山内:私も、今泉さんのお客様の反応を見ながら進めるところを真似したいですね。身近に見習うべき先輩がたくさんいるので、私たちは本当にラッキーです。

古川:山内さんは今、ホテルのプロジェクトを手掛けているとか。

山内:そうなんです。ホテルの案件を丸ごと1棟担当しています。エントランスや居室はもちろん、レストランやショップもあって、毎日が勉強。たいへんだけど、すごく充実しています。

古川:吉川さんは、これから、どんな仕事をしてみたい?

吉川:しっかり勉強して、先輩方と同じようにセミナーができるようになりたいです。

古川:佐藤さんは?

佐藤:私は照明器具の開発をしたいです。プランができるようになってきて、いっそう器具のことを勉強したいと思うようになりました。ペンダントなどの意匠商品にも挑戦してみたいです。

古川:器具づくりも高木チームの大切な仕事。アイデアがあれば、いつでも言ってね。PLCT(器具開発の専門部署)といっしょに、具現化していきましょう。

古川:最後に今年のカレンダーのお話しをしましょう。私たち高木チームのメンバーがイラストになって載せてもらったのよね。

カレンダー企画:前芝辰二
デザイン:大阪TACTデザイン課 西川麻衣子

山内:表紙に“庭の樹太郎”が大きく載っていますよね。

古川:花井さん、大活躍だからね。

山内:外構照明という新しいカテゴリーでのノウハウ提案で、DAIKOの守備範囲の広さをアピールしてくださって、まさに八面六臂の活躍ですよね。

佐藤:高木さんはもちろん、“庭の樹太郎”花井さんは、私にとっては雲の上の存在なので、同じカレンダーに登場できてウレシイです。

山内:大阪TACTの西川さんがイラストを描いてくれました。実はまだ直接会ったことがないんです。高木チーム一人一人の個性と、その雰囲気がよく出てますよね。

佐藤:私も、なんかふわふわした感じに描いていただきました。(笑)

吉川:新人なのに、カレンダーにのせてもらって感激です。お母さんが喜んでくれました。

山内:このカレンダーで、DAIKOと私たち高木チーム、そして、照明に親しみを感じていただけたらうれしいですね。

古川:皆さま今後とも、東京の若手メンバーをよろしくお願いいたします。イラストでご挨拶しましたが、それでは最後に、3人の実際の写真を見ていただきましょう。

左から、吉川史織・山内栞・佐藤遥

卓上カレンダー2019

東京TACT所属で、セミプロ写真家でもある姫野真佳の作品で卓上カレンダーも作製しました。機会があれば、ぜひご覧ください。

Photo by Masayoshi Himeno