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2016.06
吹抜けキャンディーズ
カタログ発刊 記念鼎談
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田中幸枝
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古川愛子
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富和聖代
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「吹抜け空間の照明計画は難しい…」
そんな声にお応えするために、
私たちのノウハウをご紹介します。
吹抜けの照明テクニックを満載したノウハウ集「吹抜照明カタログ」発刊を記念して、“吹抜けキャンディーズ”のみなさんが集結。このカタログへの熱い想いを語っていただきました。
吹抜けカタログとキャンディーズについて紹介してください。
間接照明の女王“家元あき”の本とカタログの発刊に続き、私たち吹抜けキャンディーズが企画編集した「吹抜照明カタログ」が発刊されました。
拍手~!パチパチパチ!!
ついに出ましたね~。長かったというか短かったというか。
これまで、吹抜けの照明計画は難しい、というご意見が多かったので、お待たせしました~!って感じかな。
ICさんから、吹抜けのセミナーをしてくださいって言われることが多かったし。
吹抜け専門の器具はあっても、どういう計画をすればいいかがわからないっていうお声があちこちから聞こえてきて、じゃ、吹抜けのノウハウ本を作っちゃえって、勢いで作ってしまったのよね。
カタログだけど、ほとんどノウハウ。
そうそう。吹抜けが得意な私たちと住宅照明「高木チーム」みんなのノウハウが詰まったたっぷり90頁のカタログです!
ICさんや設計士さん、みなさんに見ていただいて、少しでもお役に立てればうれしいです。
では本題です。吹抜照明を成功させるポイントは?
まず、床面や机上面を照らす「地明かり」と空間全体の「明るさ感」の両面を考えて、それぞれ目的に合わせた器具を選ぶことが大切よね。
暗くなるのが不安なあまり、ダウンライトやスポットライト、ブラケットを過剰に付けすぎて失敗するパターンが多いですね。心配はわかるんだけど。
確かにやり過ぎが多いね。通常の天井高の部屋では1畳300~400Lmが1つの基準になるけど、天井高が2倍だからといって、単純に600~800Lmにすればいい訳じゃないから…。
平面図だけでプランしてしまうと、失敗しやすい。展開図を確認して、立体的に考えないと。
しかも吹抜け空間には、梁やシーリングファンが存在することもあるし。
気を付けないと、とんでもない影ができちゃうからね。
ファンとペンダントを共存させたプラン
梁を積極的に活かした照明プラン
あと、吹抜けから連続する空間のことも考えないといけないですよね。
そうそう。1層のダイニングキッチンから吹抜けのリビングに入ったとたんに、暗~い雰囲気になったりね。
明るさに注意するだけじゃなく、せっかくの吹抜け空間だから、最大限美しく演出してほしい。私は建築化照明の活用をおススメしたいな。
いろんなポイントがあるから、一言では語れないわ~。
なんせ90頁分のノウハウですからね。
最後に、ICさん・設計士さんにお伝えしたいことは?
吹抜け空間の照明計画は、基本を押さえれば怖くありません。吹抜けカタログを役立てていただければありがたいです。
このカタログは、基本編と応用編にわかれていて、基本編では4つの基本ルールを解説。応用編ではケース別に実践のプランをご紹介しています。
失敗例の写真もたくさん掲載しているので、ペラペラ見るだけでも参考になると思いますよ。
このカタログを参考に、ぜひ苦手を克服してくださいね。
難しいからと諦めず、楽しんでプランしていただきたい。そのためのお手伝いができればうれしいです。
吹抜けカタログとキャンディーズをよろしくお願いしま~す!
※カタログご希望の方は、お近くの営業所までご連絡ください。