羽咋市にぎわい交流拠点『LAKUNA はくい』

「 羽咋の未来をともす、集い、ふれあう、賑わい拠点づくり 」を基本コンセプトに、子どもから高齢者までさまざまな世代が集い、ふれあう場として進められた施設です。

館内は1階から4階まであり、1階は図書カフェ・学習スペース、2階は子どもが遊べる屋内公園、3階は市民や団体が使える交流の場、4階は多目的ホールとなっている。
老若男女を問わず幅広い来場者が安心して利用できるよう、平均照度は約500㏓以上を確保している。1階と2階は、平面レイアウトの変更にも対応できるように、配線ダクトレールにスポットライトを設置し、さらにフードを装着することで眩しさを抑制している。3階と4階は、均斉度を確保するためライン状のベースライトを設置し、天井面を美しく仕上げることが出来た。

屋外の照明計画では、施設全体が街のシンボルとなるように、光害に配慮しライトアップを行った。
来場者が安心して利用していただけるよう、階段手すり照明やローポールライトで足元の明るさを確保している。護岸歩道壁にも光を照射し、明るさ感を高めることで、安全に散策していただける環境を作っている。光の照射範囲に注意をはらい、2700Kの暖かい光で全体を統一した計画となっている。

施主

羽咋市

設計監理

株式会社五井建築研究所

施工

松井・小倉JV（建築）、北陸電気工事・北陸電気設備JV（建築電気設備）、(有)平田電気工事（外構電気設備）

照明計画

TACT 村西貴洋

撮影

稲住写真工房

ZERO導入物件