DAIKO WORKS
納入事例
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箕面船場阪大前駅エントランス
大阪の地下鉄御堂筋線の北への延伸に伴う新駅、「箕面船場阪大前駅」のエントランス整備計画。
駅の改札につながる地下3階から、ペデストリアンデッキとなっている地上2階までの、高低差16mの
巨大な吹抜けを設けた半屋外空間となっている。
近年は、周辺に大阪大学箕面キャンパス、市立文化芸能劇場、市立船場図書館が完成するなど、
にぎわい創出に向けた街づくりが進んでおり、エントランスも『単なる通過空間ではなく、滞留できる空間』
という建築コンセプトのもと、滞留のきっかけづくりとしてギャラリー、カフェ、複数の踊り場が配置された、
余白を持たせた設計となっている。
照明計画としては、天井のない場所が多いことから、手摺の間接照明、壁面をなぞるように設置した
アッパー間接照明をメイン照明とした間接照明主体の構成とし、視覚的な明るさ感を意識した計画としている。
壁、天井、屋根裏に光を纏わせ、施設全体を間接光で覆うことによって、柔らかく心地良い光に包まれた滞留空間を目指した。
特徴的な折り重なる8枚の屋根に対しては、ダイナミックにライトアップを施し、そのバウンド光を地下階へ降り注ぐ反射板にも見立てている。
光と影が共存する印象的なライトアップで、街のシンボルとなる施設を目指した。
建築と光が一体化した、柔らかな光に包み込まれる感覚を、ぜひ体感していただきたい。
- 施主
- 箕面市
- 設計
- ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ、株式会社東畑建築事務所
- 施工
- 村本建設株式会社
- 照明計画
- TACT大阪 石堂伸悟
- 営業担当
- 関西支店 稲塚暢哉
- 撮影
- 稲住写真工房
ZERO導入物件
- 使用器具
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- 使用器具
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- 使用器具
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