キャプション by Hyatt なんば 大阪

ハイアットが展開する日本初上陸のライフスタイルホテルブランド。

まず目を引くのはロビー中央に設置された浮世絵の雲を表現したクラウドアート。
このアートは日本古来からの風習である「雲どり」をテーマに表現され、まず雲に変化が起こるとロビー全体のシーンが朝、昼、夕方、そしてナイトタイムを経てバータイムへ、それぞれの照明が切り替わる仕掛けとなっており、「場の変化」が起こる「兆し」の役割を果たす演出となっている。

演出プログラムは差し込む日差し、雨、風、雷、夕焼け、星の輝き、春夏秋冬等、一日のタイムスケジュールによって様々な表情を見せる演出が組み込まれている。
また雲の下にはクラウドの形を模したテーブルが用意されており、ここにも雨の波紋を表現するテーブルライトがしかけられてる。
その他ロビー、客室共に日本らしさを残した遊び心のあるデザインが施されており、照明も刀や風鈴などをデザインソースに遊び心のある様々な照明を特注器具で製作している。

施主

株式会社サンケイビル

建築設計

株式会社久米設計

インテリアデザイン

ワイズ・ラボ株式会社

施工

株式会社鴻池組

照明計画

TACT東京 姫野真佳・白井琢磨

撮影

ナカサアンドパートナーズ／姫野真佳