アロマテラピーの魅力を体感し、香り豊かな「アロマ環境」を守るための
情報発信を行う基幹施設が原宿に誕生した。
神宮前の小さな森というコンセプトの建築は、樹木のように組み上げられた
ヒノキ材がガラスの箱に閉じ込められている。
照明は『木漏れ日』のように、木組みからこぼれる光をランダムに仕込んだ。
場所ごとに少しずつ密度を変え、階段室を一筋の光でつなぐことで、三層で
ひとつの森として体験できるよう意図した。
都市部に小さくても豊かな森の体験ができる空間を目指した。

施主：

公益社団法人 日本アロマ環境協会（AEAJ）

設計：

隈研吾建築都市設計事務所

照明計画：

TACT東京 南雲 祐人

撮影：

©️Masaki Hamada(kkpo)