出雲大社広島分祠

広島県安芸郡府中町山田5丁目4-1

この建築は、神楽や雅楽コンサートなど布教活動に伴う様々な祭事を行う場を創出し、信仰を広めることを目的に計画された。
平面形状は、周囲の地形や動線、そして信仰の対象である本殿への軸線などに配慮し、細長の六角形を基本とした平面となっている。
また、祭事が行われる2階の大広間は、六角形の中心を頂点とした上り勾配の天井と、内装仕上げの桧で信仰心を優しく包み込み、さらに本殿への軸線上に設けた2つのトップサイドライトから、この信仰心が本殿へ向かうような空間となっている。
照明計画は、桧などの仕上げが映える照明の色温度や調光機能、また眼下に広がる市街が一望できる景色に配慮したグレアレスダウンなどを採用し、建築を活かし信仰心を高めることを目指した。

施主:
出雲大社広島分祠
設計:
大旗連合建築設計株式会社
施工:
株式会社増岡組
撮影:
稲住写真工房

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