宮島の魅力をつなげるため、市民や観光客が憩える場として整備された。
施設の核となる大階段は、宮島の町中を歩くように各階をつなぎ、腰を下ろせば国の重要文化財の五重塔や千畳敷が開口部より臨める。大階段から展望室につながる天井には、ルーバーが重なり動きのある空間となっている。地明かりはルーバー間にスポットライトを配置し配光角やレンズの組合せにより床面照度の均斉度を上げている。

施主：

廿日市市

設計：

五洋・増岡・あい特定共同企業体

施工：

五洋・増岡・あい特定共同企業体

撮影：

稲住写真工房