当病院は、道東の拠点都市である釧路中心部において、1969年に釧路中央医院として開院し、1980年の医療法人認可を経て、以来50年にわたり、地域医療を担ってきた。その後、施設の老朽化・狭隘化のため、通所リハビリテーション（デイケア）、検診センター、人工透析を新設し、地域に寄り添う新たな病院として完成した。
地域の皆さまが安心して入ることのできるよう、特注照明で天井面を明るくし、開放感のあるエントランスを目指した。待合ホール、デイケアルーム、リハビリテーション室、院内保育所など、異なる空間も天井間接照明をメインとし、やさしく柔らかな光で人々を迎え入れます。病室は必要照度を確保しながら、眩しさのない快適な光空間となっている。

施主：

医療法人 扶恵会 釧路中央病院 理事長 白潟智一

設計：

株式会社パルテクノ

施工：

大木建設株式会社 札幌支店