DAIKO WORKS
納入事例
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ウェルビーみのおPREMIUM展示場
「AUFHEBEN/アウフヘーベン」
ドイツの哲学者が提唱した言葉で、
“矛盾する要素を否定せず、内包し、高い次元へ昇華する”という概念。
設計者からの依頼は、「室内だけど、屋外にいるような空間を作りたい。」
この矛盾を両立させる照明計画を探求しました。
吹抜けには、「星空」を模した60灯のペンダントをまばらに配している。
窓ガラスに映り込む灯具を「否定」から「肯定」することで、
60灯の灯具は「有限」なのに、「無限」に感じる。
明るさにおいては、夜の「闇」と同化する事を考え、
「明るさ」ではなく、適度な「暗さ」を考えた。
普段の住宅照明では敬遠される暗さを「否定」から「肯定」することで、
テーブルに灯された、LEDランタンは輝きがうまれ、
外構照明で照らさた、木々は室内にも景色を取り込め、
「暗さ」から
「内」と「外」が曖昧になる事で、
「プライベート」を確保しながら、「開放感」に満ちた照明計画が完成しました。
- 設計:
- 大和ハウス工業株式会社 ハウジングマイスター 菊川 人周
- インテリア:
- 株式会社デザインアーク 永野 久美
- 撮影:
- 大和ハウス工業株式会社 菊川 人周
- 照明計画:
- 住宅デザイン部 大阪オフィス 花井 架津彦
- 営業担当:
- 関西ハウジング営業所 吉川 りつこ