DAIKO WORKS
納入事例
泉北ホーム モデルハウス和泉中央
このモデルハウスは、各空間の特性に合わせて「陰影」に重きを置いた空間演出を提案している。
エントランスでは、φ40の細いスポットライトを天井ルーバーの間に配置し、ハニカムルーバーを用いることで徹底して光源の眩しさと器具の存在を抑えつつ、棚のオブジェやモビールに「光と影」を落としてモノを引き立てる演出を行った。
1FのLDKは、目線より低い位置に間接照明(コンパクトライン)を設置。ライン照明を
長手方向に配置することで空間の広がりと奥行きを強調。板貼りの天井にはダウンライトを使用せず、光源のポジションを全体的に下げることで非日常的な雰囲気を作り出している。
勾配天井の2FLDKは、平均3mの天井高に多灯のペンダントを配置し、空間の間延びを防ぎながら高さを強調した。吊り高さは全長1m~2mのなかで、15cm刻みで長さを設定し、器具同士が重なって見えないよう配慮している。灯具の高さは目線の位置付近(H=1.2m~1.5m)に標準を合わせたため、セードのガラスは眩しさを抑えたスモークガラスを選定した。放たれた光が、スモークガラスとカバーの真鍮に反射することで、輝きを放ちながらも眩しさを適度に抑え、快適な光環境を実現している。
- 設計
- 泉北ホーム株式会社 藤田 剛 宮﨑 加奈江
- 撮影
- 稲住 泰広
- 照明計画
- 住宅デザイン部 大阪オフィス 花井 架津彦
- 営業担当
- 関西ハウジング営業部 野﨑 康介