Pro's way

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2018.4.20

MIRAIZA

皆様こんにちは。大阪TACTデザイン課の山口と設計課佐竹です。

もうお花見には行かれましたか。
大阪の桜と言えば、大阪城。大阪城と言えば、昨年秋にOPENした『MIRAIZA』です。

今回は我々二人、デザイン課と設計課が一丸となって担当させて頂いた話題の商業施設、『MIRAIZA』を紹介させて頂きます。
このヨーロッパ中世の古城のような建物は旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)で、この度「MIRAIZA」として生まれ変わりました。

照明も建築の趣きを一層引き立てるための工夫を行っています。
80年以上前の竣工写真を基に器具を復元したり、また残されていた古い器具の補修・再利用なども行っています。
今回はその中でも、“豊臣秀吉の馬印に用いられた千成瓢箪があしらわれた大型ペンダント”を紹介します。
この器具は1960年より大阪市立博物館として使用されていた時のものです。
既存器具を工場に引き上げ細かく検品してみると、劣化部分はあったものの、ディテールが美しく処理され、さりげない細工も数多く施されており、大変こだわりを感じるものでした。

劣化部分を丁寧に補修し、また光源のLED化を行い、『MIRAIZA』のメイン階段に三基設置しました。
写真の三台のうち、中央1基は既存器具を補修再利用したもので、左右の2台は既存器具を完全再現したものです。

他にもさまざまな特注照明を納めさせて頂きました。

まだまだ紹介しきれないほど魅力いっぱいの『MIRAIZA』ですが、大阪へお越しの際は是非お立ち寄りいただき、「建築の趣き」と大光電機の「特注照明の美しさ」を感じて頂きたいと思います!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。