- 08
 - 2016.11.01
 
博多ライトアップウォーク
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大阪TACTデザイン課
小林 菜摘
Natsumi Kobayashi - 
						

福岡TACT
立山 和裕
Kazuhiro Tateyama 
皆様こんにちは!大阪TACTデザイン課の小林と、福岡TACTの立山です。
今回は博多ライトアップウォーク2016・善導寺&龍宮寺についてのレポートです。
						福岡市博多区では毎年11月に博多ライトアップウォークというお寺のライトアップイベントがあり、今年で11回目を迎えます。今年の開催日は11/23(水・祝)~27(日)です。
今回、大阪TACTで「善導寺」、福岡TACTで「龍宮寺」をそれぞれ担当させて頂くことになりました。
------☆「善導寺」担当:大阪TACT 小林------
まずは簡単ですが、善導寺についてご紹介させて頂きます。
						福岡市博多区にある善導寺は、建歴年中(1211-1213)に法然の弟子である鎮西上人(聖光房弁阿弁長)が建立したと伝えられています。
						ここ善導寺は百日説法が行われていたことにより人々から“談義所”とも呼ばれていました。
今回、ライトアップイベントのテーマが“博多織”となっており、本堂に向かう参道では博多織の色彩の特徴である5色(紫・青・赤・黄・紺)の光で演出しています。


上記の写真は先日テストライティングを行った時の写真です。
						左の写真は設営が完了し、暗くなるのを待っている時の写真で、右の写真はテストライティング中の写真です!ここから幾つか修正を行っていますので本番は写真と少し変わっています!!
昔、善導寺が“談義所”と呼ばれていたことをテーマにライトアップされた本堂と参道を眺めながら皆様に楽しんでいただける「善導寺」を一所懸命考えました。
この先は是非…
						博多ライトアップウォークの会場で「善導寺」をお楽しみください(*^_^*)
------★「龍宮寺」担当:福岡TACT 立山------
今回、龍宮寺のライトアップを担当させて頂く福岡TACT立山です。
						龍宮寺は博多ライトアップウォーク今回が初参加となるお寺で、なんと・・
						「鎌倉時代に約150mの人魚が捕えられた骨の一部が収蔵されているお寺」となります!
						龍宮寺という名前も「人魚は龍宮の使い」と考えられていたことから由来しているようです。
						今回ライトアップウォーク期間中、その人魚の骨を見ることができるんです。
						これだけでも一見の価値ありですね!
人魚にまつわるお寺だけあって、敷地内にはいろんなところに人魚の絵が・・。
						個人的には左の人魚が好みです。


・・そんなことはさておき、今回の使命はこの龍宮寺のライトアップ。
						まずはコンセプト作り。やはり龍宮寺の起源となった人魚伝説を主役とし、
						「妖しく神秘的な人魚伝説の世界観をライティングで表現」することをコンセプトとしました。
DAIKOは照明器具メーカーではありますが、今回は極力自分の手を使い工芸的に演出したいとの個人的な想いもあり、いろいろなモノで試作、実験を重ね・・




ほとんどボツりました!(笑) 人生うまくいかないものですね。
						そんな中でも夜な夜な悪戦苦闘しつつがんばっております。なので、
						「11/23(水・祝)~27(日)は善導寺と龍宮寺ば見に来んといかんばい!」