■ 審査員:講評
![]() 東海林 弘靖(LIGHTDESIGN INC.)
秋深まる静かな木曜日の午後、選考された5作品それぞれのプレゼンテーションによって、心にポッと火が灯されるようでした。
それぞれの作品ごとに、ならば、こんな展開があればもっともっと楽しいんじゃないか!私ならこうしたいな!などと勝手な想像力を掻き立ててくる力を持つ作品を前に、興味深い審査時間を過ごしました。 最終審査に残った5つの作品は、今の時代において、例えばA Iが簡単にどんどん答えを出してゆくなかで、それには答えの出しにくい人の感覚に接地した作品になっています。日常のちょっとした隙間のような時間に光が語りかけてくる、すると心ときめく!!!そんなテーマを捉えたあかりのアイディアです。照明は、暗い場所を明るくすれば良いという考えから、人の心の栄養となることが照明に期待される役割となったのです。 |